風と共に

  • 2020.03.07 Saturday
  • 16:35

 

はじめてその映画を見たのは、たしか中学生の頃。

テレビの水曜ロードショーだったと思う。

映画評論家の水野晴郎が番組の締めくくりに「いやぁ映画って、本当にいいですね!」

と言うのがお決まりの番組だった。

 

その頃住んでたお婆ちゃんちは、茶の間に小さなテレビが一台。

私の部屋だった屋根裏の部屋に家具調の大きなテレビがあったが、

どういう訳か茶の間の小さなテレビで見た ”風と共に去りぬ” 。

 

早くに布団に入ったお爺ちゃんが起きて来る。

テレビの前を横切ってトイレ。

 

一緒に見ていたはずのお婆ちゃんは流しで豆でも煮てたのか、立ったり座ったり。

あずましくないことこの上ない。

 

それでも夢中で見ていた。

 

南北戦争のなんたるかもわからず、恋愛も結婚も知らず、生き延びる力なんてことも知らず、

何にもわからないで見ていたのに、スゴい素晴らしい映画だと思った。

 

1939年に製作された映画である。

戦前、私が産まれるずっと前、すでにカラー作品だ。

 

CGなどもちろんない時代。

燃え盛る炎の中を馬車で通り抜ける名シーン。

小さなテレビでも迫力満点だった。

 

 

二度目に見たのはいつだろう。

憶えていないがきっとまだテレビの時代のことだ。

 

世にビデオが登場し、以来、十数回は見ている。

 

 

一人ぼっちで戦い続け誰もわかってはくれないと孤独に打ちひしがれた夜。

これでもかこれでもかと人生うまくいかない辛いとき。

もう先が見えなくてどうしたらいいかわからず途方に暮れた日。

 

 

ビデオの再生ボタンを押して、風を吹かせる。

 

いつもちょっと離れたところから見守ってくれて、

ここぞという時には頼りになるダンディなレッド・バトラー船長が寄り添ってくれた。

 

カーテンを引きちぎってドレスを作り、荒れた畑で土のついたままの人参にかぶりつき、

泣きながら拳を上げて立ち上がるスカーレット・オハラが乗り移ってくれて元気が出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌年のアカデミー賞で、作品賞、監督賞などを受賞。

ヴィヴィアン・リーは主演女優賞、

メイド役のハティ・マクダニエルが助演女優賞などと、多くのオスカーを獲得した。

 

ハティ・マクダニエルは黒人初のオスカー受賞者。

 

主演男優クラーク・ゲイブルはノミネートだけで受賞はなかったが、

その数年前に「或る夜の出来事」という映画で主演男優賞を受賞してる。

(素敵だったクラーク・ゲイブル! 写真集買ったよね)

 

 

 

 

 

久しぶりに見た”風と共に去りぬ”

 

去ってほしいと願いをこめて。

 

 

 

 

 

 

”After all, tomorrow is another day!"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

評価:
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